リハビリ職が患者さんとのコミュニケーションで気をつけたい5つの心遣い

リハビリ職のコミュニケーションスキル…というと、どうも小難しスキルについて知りたくなってしまうものです。

もちろん、誰も知らないようなスキルを使って患者さんとの信頼関係を築けたり、患者満足度や治療効果を高めれたら最高です。…ですが、そんなすごいスキルを一発「どん!」と使ってみたところで、上手くいかないのがコミュニケーションです。

コミュニケーションスキルとは日々の所作や言葉遣いなど、ちょっと心遣いが積み重ねられることで効果的に作用するものです。

そこで、この記事ではリハビリ職が日々のコミュニケーションにおいて気をつけたり、心がけたい、ちょっとした5の心遣いについて考えてみます。5個に絞ってみます。私は病院勤務ですので、病院の患者さんを想定していただけると、よりイメージしながら読んでいただきたいです。

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リハビリ場面の会話で役立つバックトラッキングというコミュニケーションスキル

あなたは患者さんとの会話で、どのような返答をすべきか困る事はないだろうか。

例えば、苦しみ・辛さ、悲しみなどについて語られた時、同じ話繰り返す時、声が小さいなどで何を言っているのか聞き取りにくい時などである。

この記事では、そんなリハビリ場面の会話で困ったときに役立つコミュニケーションスキルであるバックトラッキングというものを紹介します。

会話が円滑に進むだけでなく、信頼関係構築にも効果的です。是非とも知っておいてください。

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「空気が読めない理学療法士」が時折すごく良い理学療法を展開する

あなたの周りに「空気が読めない理学療法士」はいないだろうか。

患者さんの不安・心配・落ち込みなどに全く配慮せず、ガンガンごり押しで理学療法を展開していくような理学療法士だ。

患者さんの心理面を気にしながら理学療法を行っている人からすると「うわぁ、もう少し心のケアとか考えながら介入したらいいのに…」と思ってしまうものだ。しかし、そんな理学療法士が時折すごく(心身ともに)良い理学療法を行う場合がある。

この記事では、空気が読めない理学療法士から、心理面を気にしすぎて上手くいかない時の対処法を学んでみたい。そして、時には空気を読まない理学療法士になって、上手に振舞えるようになっていただきたい。

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患者さんのリハビリ意欲を高める声かけの方法を知ろう

患者さんの意欲がリハビリ効果に影響する事は、経験的に多くの療法士が知っています。少しずつエビデンスも構築されてきています。

しかし、どうやって意欲を高めればよいのか。という疑問については、リハビリ業界においてはエビデンス構築がしっかりとなされていないのが現状です。

そこで紹介したいのは、2017年に理学療法科学に採択された私の論文である。

この論文では、患者さんへ日常的に行う声かけに着目し、意欲を高める声かけとはどのようなものかを調査している。私なりにすごく頑張ったので…正直読んでいただきたい。

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リハビリ職が知っておくべき非言語コミュニケーション

コミュニケーションにおいて、非言語コミュニケーションは重要です。

しかしながら「言葉の内容以外の全て」を指す非言語コミュニケーションは、対象が広すぎて、何に気を付けてよいか分からないという人が少なくありません。

この記事では、リハビリ職が特に気を付ける非言語コミュニケーションを紹介します。

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毎日出来る!リハビリ職がコミュニケーション力を高める3つのトレーニング方法

毎日、患者さんやスタッフとの関わりが必要な療法士。コミュニケーション能力が低くて損することがあっても、高くて損することはありません。

「コミュニケーション力を高めたいなぁ…でもコミュニケーションセミナーに行くのはなぁ…」という療法士は多いはずです。それより、治療テクニック出来るようになったり、画像診れるようになったりしたいですものね。

そこでこの記事では、日々の生活で行えるコミュニケーション力向上訓練を紹介します。タダで毎日レベルアップするなんて最高ですよ!

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患者さんの心理面を把握するためには圧倒的な仮説検証作業が必要

あなたは患者さんの心理面をどれほど把握出来ているだろうか。

患者さんの心というのは複雑で「頑張りたいけど頑張れない、前向きになりたいけどなれない、辛いけれども頑張りたい、嬉しいけれども辛い」といった、様々で相反する状況がごちゃごちゃになっているものである。そんな複雑で、しかも形でないものを療法士はどのように把握していけばよいのだろうか。

私は仮説検証作業が一助になる…いや、絶対に必要!しかも、圧倒的な仮説検証!と考えている。

この記事では患者さんの心理面を把握するために、療法士に必要な思考過程について紹介する。

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恐怖心による立ち上がり困難を自己効力感への介入によって改善した一症例

臨床において恐怖心が問題となって動作が上手く出来ないという症例を見かける。

しかしながら恐怖心という曖昧なものを取り扱ってしまっているために、一体どのような評価をして、どのような介入をしてよいか分からないという場合は少なくない。

そこで紹介したいのは、私が「一回日本基礎理学療法学会学術集会・日本基礎理学療法学会第4回学術大会合同学会(2014) 」と「第27回大阪府理学療法学術大会(2015)」にて症例報告として発表した演題である(同一演題ではなく、発表内容は変更しています)。

心理的側面と立ち上がり動作について考察しながら介入したこの症例報告は、けっこうおもしろいと自負している。基礎学会の質疑応答ではかなり面白がってもらえたことは今でも覚えています。是非とも、読んでみて欲しい。

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アイコンタクトを徹底するだけで聴くスキルは大きく高まる

コミュニケーションにおいて「聴く」ことは非常に重要とされています。そして、上手に聴くためには様々な(細かな)スキルを駆使する必要があります。

この記事では聴くスキルの基本としてよく挙げられる、アイコンタクトについて考えてみたい。

当たり前の知識としてアイコンタクトは大切!と分かっている人は多いが、実は臨床現場では粗雑に扱われているものなのです。是非、振り返りとして読んでみてください。

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理学・作業療法士が知っておきたい「正しい言葉遣い」のポイント

あなたは患者さんに正しい言葉遣いが出来ているだろうか?

日本語の尊敬語・謙譲語・丁寧語はかなり複雑で、自信をもって「出来てます!」と答えることが出来る人は少ないだろう。とはいえ「まぁ、別に大丈夫じゃないかな」程度には自信がある人も多いはずだ。いや、そこまでいかなくても「自分の言葉遣いは問題ないよ~」という場合もあるだろう。

この記事では、患者さんへの言葉遣いについて考えてみたい。正しい敬語の使い方…というマナー的な要素ではなく、理学・作業療法士がついつい使ってしまう「少し砕けた言葉遣い」について考えていきたい。

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